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マイホームは再び郊外へ!? いま売れている家が、将来にわたってその価値を保ちつづけるとは限らない。 現在と将来では、住宅に対する価値観、その資産性の根拠となる査定の手法が、大きく変わるからだ。 いまや「土地の時代」は過ぎ去り、これからは「建物の時代」だ。 建物の価値がより重要性を帯びる時代がやってきたのだ。 戦後の高度経済成長からバブル崩壊まで、それは地価がまだ、一律に上昇をつづけていたころ、人々は郊外へ、郊外へと、住居を求めて移動していった。

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時間が経てば経つほどどんどん地価が上昇していくため、購入するのが遅ければ遅いほど、都心部からより遠く、より郊外へと向かうしかなかったのだ。 やがてバブルが崩壊し、「日本型土地本位制資本主義経済」も崩壊した。 日本型土地本位制資本主義経済とは、簡単にいえば、土地を担保にお金を借り、利益でまた土地を買い・・・と、土地は右肩上がりで値上がりするという「土地神話」を利用した富の増幅システムだ。 そして現在もまだ、崩壊の過程にあります。地価下落が都心回帰現象を生んで久しい昨今では、今後も住宅地地価は一部を